小笠原3:イルカと泳いだ日

このページでは、父島沿海で私が体験したドルフィンスイムについてご紹介します。

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父島で一番思い出に残ったのは、イルカと遊んだことです。
イルカと言っても、水族館などで飼われているイルカではありません。島の周囲に生息している、自然の中にいるイルカと遊ぶことができるのです。

私が泊まった宿の壁には、イルカと遊ぶコツを書いた紙が張ってありました。ちょっと正確ではないかも知れませんが、こんな感じでした。 こういった予備知識を得てから、私たちはどきどきしながらイルカウォッチングツアーに参加しました。ツアーの船は、漁船のような20人乗り程の船です。この船の船長は、イルカを見つけるのが得意だそうで、島のツアーの中ではイルカに出会える確率が一番高いと聞きました。

<-- click photo(36K) (KODAK社製水中用使い切りカメラ使用(カラーネガフィルム,ISO400))

船上では、シュノーケリングの装備を身に付けて準備をしておきます。船長がイルカの集団を見つけたら、そこに船を上手に近付けてくれます。
船長の合図とともにすぐに海に飛び込みます。そして海に入ったら、すぐにイルカの気を引くために潜水にトライします。
私は潜水が下手なので、一緒に飛び込んだ人の中に潜水のうまい人がいることを祈るのみでした。
イルカのご機嫌がいい時は、イルカが好奇心を持って私たちのところに近づいてきたり、しばらく一緒に泳いでくれたりします。時には、手の届きそうな距離まで近づいてくることもあります。反対に、ご機嫌が悪かったり、子供のイルカが一緒の時は、すぐにしっぽを見せて向こうへ泳いで行ってしまいます。
潜水のうまい人が水中で宙返りをすると、イルカがそれを真似ると聞いていたのですが、同行の男性が実際に宙返りをすると、群れの中の一頭のイルカが本当に彼の泳ぎを真似したのです。言葉に表せないくらい感動しました。
ほとんどの人が水中用の使いきりカメラを持って海に入っていましたが、カメラを構えると、イルカがちょっと逃げ腰になるようです。どうも、写真を撮ろうとすると、人間の殺気のようなものがイルカに伝わってしまうらしいです。

(富士フイルム社製水中用使い切りカメラ使用(カラーネガフィルム,ISO800))click photo(32K) -->

私は2日間で20回ほどシュノーケリングしたのですが、最後の1回でとってもフレンドリーなイルカと出会いました。向こうから私のところへ遊びに来てくれて、水中で私が下手ながら宙返りのようなことをすると、彼がそれを真似してくれたのです。
2、3分の間、私とそのイルカ君は絡むように泳いでいました。ホントに、私もイルカになったような気分でした。小笠原で一番の素敵な思い出でした。

これまでにもシュノーケリングの経験は多少ありましたが、水が怖くてせいぜい水深2、3mの場所でしかやっていませんでした。でも、怖いなどと言っていたらイルカ君とは遊べません。船に仲間がいるという安心感も手伝って、水深10mとか20mのところでも平気で海に飛び込めるようになりました。そんなこんなで、シュノーケリングは多少うまくなれたかも知れません。

小笠原で一緒に遊んでくれるイルカは、バンドウイルカです。 島の周囲にはこの他にハシナガイルカという、口の長細いイルカもいます。このイルカは、船に良く接近してきました。船の起こす船首流という水流に乗って泳ぐのが大好きなのだそうです。でも、人間が海に入ると逃げてしまうそうです。

ドルフィンスイムは、小笠原(4-10月)の他、日本の伊豆七島の御蔵島(5-10月)、カリブ海のグランドハバナ(5-9月)、オーストラリアのパース付近(12-4月)でできるということです。特に、カリブでは、世界で一番フレンドリーなイルカたちに会えるのだそうです。
機会があれば、もう一度イルカと泳いでみたいものです。

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Kazuto Nakanishi  Mail:GBC01032@niftyserve.or.jp